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脳の病気

脳卒中のサイン

 

脳卒中ってどんな病気?

 

脳卒中とは・・・急に脳の血管に異変が起きる病気

 

脳の血管が破れて血液が出る

→脳出血・くも膜下出血

脳の血管が血液の塊で詰まる

→脳こうそく(梗塞)

 

脳卒中のサイン~F・A・S・T(ファースト)~

 
 
F・A・S・T(ファースト)のイラストは大分大学神経内科講座より提供
 

治療が早ければ早い程、後遺症のリスクは減り、回復の度合いが大きく変わってきます

しばらく様子を見ようと考えないでください。
脳卒中は一刻を争う対処が必要です。
一旦収まったように見えても脳卒中は確実に進んでいます。

時間外受付電話番号
24時間365日救急対応

097-545-1717
 
 

症状について

★このような症状はありませんか?

  • にっこり笑おうとすると顔がゆがむ
  • 体の片方にだけ突然生じたしびれ・脱力
  • 両腕を上げたとき、片方が下がる
  • 言葉が発しにくい、言語の理解に混乱や障害をきたす
  • 力はあるのに立てない、歩けない、ふらふらする
  • めまい・平衡感覚を失う
  • 片方の目が見えない、物が2つに見える、視野の半分が欠ける
  • 激しい頭痛

上記の症状がある場合は、救急で受診下さい。

★頭を強く打った後、普段と違う様子がある場合も受診下さい。

 

その他脳疾患について

 

片頭痛(内容を確認する) >

●めまい症

●認知症

●一過性脳虚血性発作

脳梗塞の症状が一時的に起こり、24時間以内に改善します。
脳梗塞につながる可能性があります。なるべく早く受診下さい。

●脳動脈瘤

破れるとくも膜下出血を引き起こす可能性があります。
症状が出ないこともあり、専門病院でないと発見しづらい疾患の一つです。

●脳腫瘍

脳の中の腫瘍が圧迫し、頭痛や手足の麻痺、吐き気、めまいなどの症状が現れます。 当院では、開頭手術だけでなくメスを使わずに治療できる「ガンマナイフ治療 >>」も可能です。

●脳動脈奇形

 

動脈から静脈への血流の流れに異常を起こします。てんかん、脳出血を起こしやすいです。

●もやもや病

脳の太い動脈が詰まり、周りの細い血管から血液を供給し、鋭い頭痛を起こします。

●硬膜下血腫

頭を強く打って血腫ができたもの

●パーキンソン病

震えがおこる 筋肉がこわばるなど少しずつ症状が進行していきます。 薬を投与する事により症状の進行を遅らせます。

●頚椎症

●髄膜炎

●顔面けいれん

●てんかん

●三叉神経痛

●神経痛

●一過性黒内障

 
 

治療について

 
脳血管内治療 >

開頭手術をせずに脳血管内の治療を行う

外科手術

脳動脈瘤クリッピング術
腫瘍摘出手術
血腫除去術 他

救命診療体制 >

24時間365日救急対応

リハビリテーション >

急性期リハビリテーション
回復期リハビリテーション

t-PA療法 >

発症4.5時間以内の脳梗塞に対応。
血管の血栓を溶かす

ガンマナイフ治療 >

1999年以降年間300例治療実績

カギとなるのは発症から4時間半! いかに早く診断を行い、治療を行えるか
それが生死を分け、その後の回復や障害、後遺症の有無に大きく関わってきます。発症から4時間半以内に行う 急性期“救える治療”を最大限に生かす高い専門治療を24時間365日行っています。

 

脳卒中治療について

 

●脳梗塞

血栓溶解療法 発症から4,5時間以内であれば、点滴によって血管内の血栓を溶かします。
脳血管内治療 発症から4,5時間以上経過していても、カテーテルで血栓を取り除くことも可能です。入院後、抗血栓療法を開始します。

●脳出血

原因は、高血圧によるものが多いため、入院後速やかに血圧を下げるための点滴治療を開始します。
出血量が多い場合は外科手術を要する場合があります。

              

●くも膜下出血

MRAや血管撮影検査で破裂した脳動脈瘤を特定します。
再破裂防止のため血管内治療や外科手術を緊急で行います。
発症2週間以内は、脳梗塞を併発しやすいため、点滴治療を行います。
水頭症になった場合は、外科手術を検討します。 急性期治療が終了し、更なるリハビリが必要な患者さんについては、引き続き当院の回復期リハビリテーション病棟でリハビリを継続していきます。

 

ボツリヌス療法(ボトックス治療)

ボツリヌス療法とは、ボツリヌス菌(食中毒の原因菌)が作り出す天然のたんぱく質(ボツリヌストキシンを有効成分とする薬)を筋肉内に注射する治療法です。
ボツリヌストキシンには、筋肉を緊張させている神経の働きを抑える作用があります。そのためボツリヌストキシンを注射すると、筋肉の緊張をやわらげることができるのです。
ボツリヌストキシン菌そのものを注射するわけではないので、ボツリヌス菌に感染する危険性はありません。

効果

  • 手足の筋肉がやわらかくなり、動かしやすくなることで、日常生活動作(ADL)が行いやすくなる。
  • リハビリが行いやすくなる。
  • 関節が固まって動きにくくなったり、変形するのを防ぐことができる(拘縮予防)
  • 手足のつっぱりによる痛みがやわらぐ
  • 介護の負担が軽くなる
 
 
 
 

回復期リハビリテーション病棟のご案内

 
 
 

※1 介護老人保健施設 サンテラスながとみを 詳しく見る >

在宅介護や療養について、介護保険の内容、認定申請の手順からサービスの内容まで、ご説明を希望される方は、3階地域連携室(医療福祉、介護相談室)にお気軽に声をかけてください。医療相談員が対応致します。

回復期病棟入院期限
疾病名によって入院期間の限度が定められています。(保険制度上)

・脳卒中(脳血管障害)、脊椎損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎などの発症または手術後

→回復期病棟入院期間
150日まで

・上記疾患で高次脳機能障害の場合

→回復期病棟入院期間
180日まで

・外科手術、肺炎などの治療後の安静による廃用症候群(手術後または発症後2か月以内)

→回復期病棟入院期間
90日まで

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