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リハビリテーション

 
 

当院では、脳神経の専門病院として、脳卒中や神経筋疾患の患者さんとともにリハビリを行なっています。
また、医師(Dr.)、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚療法士(ST)、看護師(Ns.)、看護助手、介護福祉士、医療ソーシャルワーカー(MSW)などが協力し、チームで行う総合的なリハビリテーション医療を行っています。
リハビリテーション科は、「発症したその日から」という考えのもと入院当日からでもリハビリを開始しています。
全体として発症・入院からリハビリ開始の平均日数は1.5日と超早期リハビリを展開しています。
また、当院には回復期リハビリテーション病棟があります。
急性期の治療が終了して全身状態が落ち着いてきた患者さんは、必要に応じてリハビリを継続することができます。
リハビリチーム全体で「自分らしい生活」ができるように、超早期から在宅までの支援を心がけております。
一般的に脳卒中のリハビリテーションは『急性期』、『回復期』、『維持期(生活期)』の3段階に分けられます。

 

リハビリスタッフ

理学療法士(PT) 22名

運動療法や物理療法(電気や温熱療法など)を使用し、身体機能の向上を図ります。発症早期から、積極的な離床を促し、寝返り・起き上がりなどの基本動作や移動動作の獲得を目指します。

作業療法士(OT) 18名

発症早期から、病棟生活の場を中心に、食事やトイレなどのADL(日常生活活動)の訓練を行い、動作の獲得を目指します。
また、自宅など退院後の生活を想定しての訓練や、福祉用具の選定のお手伝いもいたします。

言語聴覚士(ST) 16名

聴く・話す・読む・書くといった、言葉の機能や発音の訓練を行い、ご家族やお知り合いとコミュニケーションを取れるように援助いたします。
また、飲み込む訓練を行い、安全にお食事を召しあがっていただけるように援助いたします。

社会福祉士 1名

マッサージ師 1名

リハビリ助手 2名

歯科衛生士 2名

 

急性期でのリハビリの具体的な内容

 

急性期のリハビリテーションは、「廃用症候群(はいよう しょうこうぐん)」を予防することが重要となります。
廃用症候群とは、長い間機能を使わないために、筋肉がやせたり、関節が硬くなる状態のことです。
発症してすぐの時期は、手足の関節を動かして関節や筋肉が固まって動かなくならないようにする「関節可動域訓練」、床ずれを防ぐ「体位変換」などを行います。
そして、病気の状態が落ち着いてきたら、座る姿勢を保つ訓練や、食べ物や飲み物を飲み込む訓練なども行います。
ベットを離れることができるようになったら、日常生活で必要になる基本動作の訓練に進んでいきます。

 

回復期でのリハビリの具体的な内容

 

当院リハビリテーション科では、急性期のリハスタッフと回復期のリハスタッフは常に顔を合わせ、情報交換を積極的に行い、切れ目の無い支援を心がけています。
回復期のリハビリテーションは、朝起きて顔を洗い、歯を磨き、衣服を着替えて食事を取り、外出したり、家族や友人と語り、トイレに行き風呂に入って床に就くまでの1日の生活を、想定してリハビリを提供します。
可能な限り生活動作が自立して行え、退院後もその人らしい生活が送れるようにすることを目的としています。
脳卒中が発症してから急性期のリハビリテーションを行い、 2週間ぐらいたつと、症状がある程度安定してきます。
症状により個人差はありますが、ベットから起き上がり、立ち上がれるようになるなど、「ADL(日常生活動作)」もすこしづつ回復してきます。
ただ、同時にどんな後遺症や障害が残っているのかがはっきりしてくる時期でもあります。
脳卒中の運動障害としては、身体の左右どちらかの半分がマヒする「片麻痺(片マヒ)」がいちばん多く見られる症状です。
片麻痺があると日常生活に大きく影響をあたえます。
歩行を含む基本動作の練習や人が生活する上で必要となる食事や更衣、排泄、家事など、患者さんに合わせて訓練します。
たとえ後遺症が残ったとしても、様々な手段や道具を用いてなるべく日常生活動作が自力で出来るように促します。

 

回復期リハビリテーション4西病棟のご案内

脳血管疾患や頚椎損傷、頭部外傷などの急性期治療後、医師・看護師・薬剤師・理学療法士・言語聴覚士・管理栄養士・介護福祉士・ソーシャルワーカーなどがひとつのチームを組み、寝たきりの防止や機能の改善、家庭復帰などを目標としてリハビリを集中的に行う病棟です。
(詳細の疾患については下記に記載しています)

回復期リハビリ病棟の対象は発症や手術から2ヶ月以内の患者さんとなります。

疾患名により入院期間の限度が定められています。
(医療保険制度上)

 
脳外科領域においての対象疾患 入院期間上限
脳血管疾患、脊髄腫瘍、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、脳症、脊髄炎などの発症または手術後2ヶ月以内 150日
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の脊髄損傷及び頭部外傷を含む多発外傷の2ヶ月以内 180日
外科手術、または肺炎などの治療のための安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後2ヶ月以内 90日

在宅介護や療養について、また介護保険の内容、認定申請の手順からサービス利用まで、ご説明を希望される方は3F地域連携室(医療福祉、介護保険相談室)にお気軽にお声を掛けて下さい。
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